景気がよいということはどういうことか?
景気とは経済活動の勢いのことで、経済活動全体の調子や様子などを表わす。
経済活動を単純化して考えると、経済活動の主体は、家計、企業、金融機関、政府の4者である。
4者の間で、財、サービス、貨幣などが循環するが、この循環がよい場合は「景気がよい」と考えられる。
循環の起点になるのは「生産」であると考えるのが古典的な経済学である。
企業の生産が増えることにより、労働者に賃金が払われ、家計の消費が増える。
家計は余剰資金を金融機関に貯蓄し、金融機関は間接金融の原資が整う。
企業は生産が増えることにより、設備投資意欲が向上し設備投資のための融資を金融機関から受ける。
政府はこれら3者からの税金を集め公共サービスを提供する。
このような循環がスムーズによくなることを好景気という。
ただし景気がよいというのは景況感というイメージであり主観的な感覚であり定性的な表現である。
では好景気を定量的に表わすものはなにか?
それがGDP(国内総生産)である。
上記の循環の図もその総和はGDP(国内総生産)だと考えることができる。



