ChatGPTのプラグインで使えそうなやつはWEBからデータを取得する系で「VoxScript」「LinkReader」が便利です

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ChatGPTのプラグインChatGPTのプラグインをいくつか入れています。プラグインを使うためにはChatGPTの有料版にする必要がありますが、プラグインを使うために有料版にするのもありだと思います。それくらいプラグインは有用なので、まだ使っていない方は検討してみてください。
今回は、私が使っているプラグインをいくつか紹介しておきます。

ChatGPTプラス(有料版)でしかプラグインが使えません

便利なプラグイン一覧

ChatGPTのプラグインが使えるようになってからしばらく経過しました。

ChatGPT+にウェブブラウジング機能が追加されました、プラグインも揃ってきました
ChatGPTの設定に「Web browsing」と「Plugins」が追加されていました。とくに「Web browsing」は、待ってましたーという機能なのでさっそく使ってみました。 ChatGPTが学習している情報は2021年までということなので弱点は最新情報です。「Web browsing」は最新情報を検索で探してきて補足してくれるはずなので、かなり汎用的に使えるのではないかと期待していまし...

ChatGPT4の画面からプラグインストアを開き、使いたいプラグインを自由にインストールすることができます。

この中で、私が使ってみて便利だと思うプラグインを紹介します。

VoxScript

「VoxScript」はユーチューブ動画の字幕を読み込むためのプラグインです。「VoxScript」を有効にすると、読み込みたいユーチューブ動画URLから字幕データを読み取ったうえでその内容を文脈として把握して回答してくれます。

上記のように、動画のURLを指定するだけでその動画の要約を作成してくれますのでとっても便利です。

「UsedVoxScript」の中身を確認すると…

中身を確認すると結構な文章量を読み込んでいます。この内容はユーチューブ動画の字幕データです。

この字幕データを読み込んだ上で、要約を生成してくれました。この動画は2時間もあるので、まずこのような要約データを読むのはとっても有効です。

VoxScriptを使って2時間のユーチューブ動画を簡単に要約できるようになりました
ChatGPTプラス(有料版)のプラグインの中には、ユーチューブ動画の内容を読み込んで文章で要約するという機能を持った「VoxScript」というプラグインがあります。これがなかなか優秀で、2時間の動画の要約をわずか数分で取得することができるようになりました。 しくみとしては、ユーチューブ動画内にある字幕を読み込み、その内容を取り込んだ上でChatGPTにコンテキストとして読み込ましています。

上記にて実際に動画を要約した内容などの事例を紹介していますので興味ある方はご覧になってみてください。

Link Reader→WEB Pilot

「Link Reader」は、ウェブページ、PDF、PowerPoint、画像、Wordファイルなど、さまざまな種類のリンク先から情報を抽出し、その内容の要約や解説を行うことができます。よく使うのはPDFの要約です。

例えば、経済産業省の「中小企業地域経済政策推進事業費補助金(地域DX促進環境整備事業)」の公募要領PDFを読み込んで、要約をしました。

上記は要約したものを画像にしたものです。

  1. 事業名:地域DX支援活動型(R5 地域DX支援活動型)
  2. 事業の目的:地域のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、地域経済の活性化を図る。
  3. 補助対象:地域DXを推進するための活動を行う事業者。
  4. 補助金額:補助対象経費の2/3以内(上限5000万円)。
  5. 申請期間:2023年6月1日から2023年7月31日まで。
  6. 申請方法:指定された申請書を用いて申請を行う。
  7. 選定方法:公募要領に基づき、適正な選定を行う。
  8. 事業実施期間:補助決定通知日から2024年3月31日まで。
  9. 事業報告:事業終了後2ヶ月以内に事業報告書を提出すること。

さくっと要約してもらえるのは便利ですね。

※「Link Reader」が使えなくなってしまったため、現在は「Web Pilot」というプラグインを使っています。ほぼ同等程度以上の機能があります。

AskYourPDF

「AskYourPDF」は、WEB上のPDFを読み込んでその内容の要約や解説を行うことができます。
しかし、「Web Pilot」を入れておけば「AskYourPDF」と同等以上の機能があるため、「AskYourPDF」はだんだん使わなくなっていきました。

結局「AskYourPDF」はアンインストールしました。

Show Me Diagrams

「Show Me Diagrams」はマインドマップを作成できるプラグインです。

ChatGPTでマインドマップを作成するには「Show Me Diagrams」というプラグインを使います
ChatGPTでマインドマップを作成できるようになりました。簡単なキーワードをいくつか入力するだけであっという間にマインドマップができるのでとっても便利です。 この機能を使うためにはChatGPTプラス(有料版)のプラグイン「Show Me Diagrams」が必要です。もともと「Show Me Diagrams」は、テキストを図示化するためのプラグインですが「マインドマップ化」もできました。

詳しくは上記のページをご覧ください。